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防災システム研究所を知っていますか?
ここでは、防災システム研究所で所長をしている山村武彦さんが書いた提言を紹介したいと思います。

大規模地震が発生するたびに、住宅の耐震化が一向に進まないことが話題になります。
その大きな要因は、経済的な問題と国民の防災・危機意識の低さにあると思われています。
経済面でいえば、従来自治体が進めてきた程度の耐震改修補助金では、個人の負担が重く、耐震化が進むわけはありません。災害が発生した後の膨大な復旧予算を考えれば、事前に復旧予算を国が投入し、インセンティブを高めることが重要です。

一年に一度でも電気、水道、ガス、電話や公共交通機関を停めて防災訓練を行うべきで、当然混乱や連鎖被害を防ぐために、病院や高齢者などに配慮した徹底した事前準備の上で行うこと、それが災害時要援護者対策にも、役立つと思います。
自治体単位、地域単位からでも「災害難民の日」制定を図るべきです。

こういった提言があります。これを読んで、一年に一度でも公共交通機関を停めて防災訓練を行うべき、という言葉に強く共感を持ちました。
そうすれば、本当にそういう事態になったときに何が必要か、何がどの代わりになるのか学ぶこともできるし、いいことだと感じました。

そして防災システム研究所には、山村武彦さんが監修した防災グッズがあります。
どんなものか一部紹介します。

フリース毛布は、避難所でも簡単に着替えができるようにひもが付いた2WAYタイプです。
もちろんひもが付いていないスタンダートタイプもあります。
避難生活場所では毛布から抜け出た毛が待ってしまい、不衛生な環境を作ってしまう場合が少なくないそうです。フリース素材なら毛が抜けにくく、選択もできるため衛生的。そのうえ一般的な毛布よりも軽く、圧縮性に優れていて、一般的なパック毛布の3分の2のスペースで収納ができます。
2WAYタイプでしたら、毛布を体に包み簡単に着替えることができます。

帰宅支援タイプの非常用品セットがあれば、会社から自宅への徒歩帰宅をサポートしてくれます。
マスクや救護用品、多目的ナイフ、レインコート、靴ずれ防止シート、ウェットティッシュ、ビニール袋など、災害があったときに必要なものが入っています。
靴ずれ防止シートなど、とくに女性が嬉しいのではないでしょうか。あまり避難道具で靴ずれのことを考えないので、嬉しいグッズだと思います。
さらに3種類のタイプがあり、タイプ別にライトやラジオ、乾電池などが入っています。
セットが入っているバッグは2WAYタイプなので、いつでもサッと持ち出すことが可能です。

いざとなったときに会社の書類などにまで気がまわらないかとも思いますが、書類を守るための防災グッズも用意されています。
バッグはハードタイプで、ファスナーはキスロック式なのでダイヤル錠などで施錠ができるようになっていますので、セキュリティ面の配慮もばっちりです。
書類だけではなく、水や食料などをまとめて管理することもできるので、スッキリおさまります。

これらのグッズは、災害があった場所に詳しい防災システム研究所の山村武彦さんだからこそ監修できたものだと思います。
山村武彦さんが監修したグッズは、絶対に必要だと言われているものから、確かにこれはあったら便利だ、と思えるものまでたくさんあります。
全てを常備するのは大変ですから、なにか一つでも持っていたら安心ですし、自分の身を守るためにも必要ですよね。自分の身は自分で守るしかないとよく言います。災害があったとき、絶対に周囲に誰かがいるという保証はありませんから、常に気をつけていたいですね。

防災システム研究所と山村武彦さんはさらに期待できると思います。

防災システム研究所
http://www.bo-sai.co.jp/

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